自宅で手軽にできるクロスフィット
自宅でできるトレーニングには様々なものがありますが、そのひとつに挙げられるのが「クロスフィット」です。
クロスフィットトレーニングとは、ファンクショナルムーブメントという身体の連動性を向上するための動作で、高強度下で行うのが特徴と言えるでしょう。
トレーニングとしてはウエイトトレーニングもありますが、クロスフィットはウエイトトレーニングのような特定の筋肉を刺激するものではありません。
簡単に言うと、歩いたり走ったり、さらに起き上がったり持ち上げたりなど、私たちが日頃行っている動作がベースになったものです。
これによって、身体を鍛えていくのです。
クロスフィットの特徴や効果
クロスフィットの大きな目的は全身を鍛えることにあり、次の10つの要素が絡んできます。
それが、「心肺機能」、「スタミナ」、「筋力」、「柔軟性」、「パワー」、「スピード」、「連動性」、「俊敏性」、「バランス」そして「正確性」になります。
これら10つの要素を総合的に鍛えることで、身体を強くしていくのです。
クロスフィットトレーニングを行うことで、様々な効果を得ることができます。
具体的には脂肪燃焼効果をはじめ、バランス感覚や身体の連動性などです。
「とにかく体全体を鍛えたい」、という方におすすめできます。
見た目の筋力はもちろんそれだけでなく、持久力や基礎体力全体を高めることが可能です。
クロスフィットの人気がある理由のひとつに効果の高さや、グループで同じ目標を目指してトレーニングできる点などにあります。
クロスフィットトレーニングのポイント
クロスフィットは自宅で手軽にできるトレーニングとして人気がありますが、もともとは専門のジムで実施されているのが一般的です。
ただ、自宅でもできるメニューもありますので、ジムに通う時間がない人たちのためにおすすめできます。
自宅で行う際は以下のポイントを確認してみてください。
基本は次の手順通りに行うことで、具体的には、「30秒間エクササイズ」の後に20秒間休憩し、その後に「30秒エクササイズ」をして20秒休憩する感じです。
これはひとつの方法ですので、やりやすいように変えてみるのもいいと思います。
クロスフィットトレーニングのメニュー
自宅で手軽にできるクロスフィットですが、トレーニングメニューとしては次のものがあります。
そのひとつが腕立て伏せで、これは胸や腕などを鍛えるために行うエクササイズになります。
慣れていればすぐに取り組むことができますが、初心者は、膝をついたままでも大丈夫です。
次はスクワットで、こちらは下半身を鍛えられるエクササイズになります。
初心者は、膝を浅く曲げて行っても大丈夫です。
より強度を高めたい方は、フルスクワットみたいに可動域全体を使う方法や、ジャンプで瞬発的力を養うのもいいでしょう。