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子どものパパ嫌いはいつ終わる?

Q.子どもにパパ嫌いと言われてしまいました。いつ終わるのでしょうか?

子どもと一緒に遊ぼうとしたり、抱っこしようとしたりすると、「パパ、いや」とか「ママがいい」と言われることが多くなりました。
時には、はっきりと「パパ嫌い」と言われてしまったこともあって、かなり傷つきます。

別に何か嫌われるようなことをしたわけではないと思うのですが、どうしてパパ嫌いになってしまったのでしょうか?
この状態はいつか自然に終わるのでしょうか?

A.パパ嫌いの理由と対策と注意点は?

パパ嫌いになる年齢は子供によって異なりますが、3歳〜6歳の幼児期に多く見られます。
この時期は子どもにも自我が芽生え始め、自分の思い通りにならないことに対して反抗的になっていくものです。
また、感情表現がしっかりとできないため、ストレスや不安を感じたときに父親に八つ当たりすることがあるのです。

こうしたパパ嫌いの理由には様々な要因がありますが、特に母親への愛着が強い場合、父親に対する関心が低くなってしまうことが原因となりえます。
本当にパパのことが嫌いというわけではないのですが、パパよりもママが好きという意味でパパを避けてしまうわけです。

もちろん、パパに問題があることも考えられます。
たとえば、パパが積極的にが育児に参加していなかった場合、子どもは父親との関係が希薄に感じてしまうものです。
いつも育児をしていても、感情表現が苦手だと、子どもがパパの感情を理解できなくて距離感を持ってしまうことがあります。
時には、パパが子どもを叱ることもあります。
しかし、ママとは違う圧力や言葉の強さを感じ、その叱られたことが一種のトラウマのようになって、パパに対する軽い恐怖心となてしまうこともあります。

こうした状況を改善するためのパパ嫌いの対策としては、やはりパパが積極的に子どもと関わり、パパに対する興味関心が高めることが大事です。
できるだけ時間を一緒に過ごせるようにするのです。
また、自分では少しオーバーかなと思えるくらいの感情表現をすることで、子どもはパパの気持ちを理解しやすくなりますし、一緒にいて楽しいと思うようになります。
特に笑ったり褒めたりする時の感情表現をストレートにして、ポジティブな感情を見てもらうようにします。
こうすることで、より楽しい時間を過ごせるはずです。

こうしたパパ嫌いは子どもによって異なりますが、幼児期のうちに改善することが多いです。
とはいえ、パパが積極的に関わり、子どもの感情を大事にしてあげることで早く治っていくことが多いです。
焦ることなく子どもに接し続けることも、とても大事です。
時間がかかるということを理解して、自分の気持ちをもコントロールしていきましょう。