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  3. 子育てしやすい家とは

子育てしやすい家とは

Q.子どもが生まれるタイミングで引っ越すことになりました

妊娠が分かり、家族が増えることになったので引っ越しをすることにしました。
今の家では子育てをするのにはちょっと狭いからです。

でも、初めてのことなので、育児をしやすい家の作りとか、エリアの選び方などが分かりません。
どんな点を考えて育児をしやすい家を探したらいいでしょうか?

A.赤ちゃん家庭におすすめの住まいとは?

基本的な点ですが、まず子育てにも家族が安心して済むのにも安全は必要不可欠です。
治安の高い地域であれば、将来子ども大きくなった時に外で遊んだり、学校に通ったりする際にも安心できます。
犯罪率が低く、歩道や道路が整備され、自然災害への備えがしっかりしている地域を選ぶことが大切です。

その上で、子育て支援施設や自治体による制度が充実しているところを探しましょう。
出産後に仕事をすることになった時、子どもたちを預けやすいですし、育児についての相談するのも簡単です。
家の近くに保育園や幼稚園、子育て支援センター、子ども医療施設などがあると、子育てに対する不安を和らげることができるので、こうした施設があるか、どのくらいの距離かをチェックします。

多くの親は、子どもたちは自然に触れることで多くの刺激を得ることができると考えています。
もちろん都市部のメリットもありますが、自然に囲まれた環境で過ごすことができると、子どもたちの健康や創造性、学習能力が向上するというメリットもあることを覚えておきたいものです。
田舎暮らしをすることはできないとしても、家の近くに公園やゆっくりできる場所があるかを確認してみましょう。

家そのものという面では、まず子どもたちがケガをしないよう安全性を考えることが必要です。
手すりやベランダの作り、階段の高さやドアの作りなど、子どもたちが自由に動き回っても大丈夫な家となっているかを見てみましょう。
そして、間取りや部屋の大きさ、収納スペースなど、子どもたちが快適に過ごせるような空間を確保することが大切です。
夫婦二人の時よりもずっと物が増えますので、収納スペースは少しゆとりを見ておいた方が安心です。

育児を始めると、泣き声や騒ぐ音などで近所迷惑をかけていないかと心配し、それがストレスになったり実際に近所とのトラブルになったりすることもあります。
そのため、可能な範囲で遮音効果の高い家を探すことが大事です。
子どもが走り回ると下の階に響くことから、マンションやアパートの場合は1階の方が良いと考える家庭も多いです。
特にマンションの場合、子どもを抱えて上の階まで行くのは大変になることも多いので、いずれにしても低層階の方が便利でしょう。