Q.つい子どもを叱りすぎてしまい後で自分を責めてしまいます
子どもが言うことを聞かないとき、つい感情的に怒鳴ってしまい、後で寝顔を見ながら申し訳ない気持ちになることが増えてきました。
仕事で疲れているときなどは特に心の余裕がなくなり、普段なら許せるような小さな失敗でも厳しく叱り飛ばしてしまいます。
叱った直後に子どもが怯えたような表情をすると、父親として失格なのではないかと強い自己嫌悪に襲われるようになりました。
どうやってこの気持ちを切り替えたら良いでしょうか。
感情が爆発する前に物理的な距離を置いて冷静さを取り戻す
子どもに対してカッとなってしまったとき、その場ですぐに言葉を発するのではなく、まずは一度その場を離れてみましょう。
別の部屋へ行いたり、トイレに入ったりして数分間だけ一人になることで、高ぶった感情を物理的に遮断することができます。
感情のピークは長くは続かないため、少し時間を置くだけでも客観的に状況を見つめ直す余裕が生まれます。
これは逃げではなく、冷静な父親に戻るための必要なステップだと捉えることで、自分を責める気持ちを抑えられます。
もし離れることが難しい状況であれば、深呼吸を三回繰り返してみてください。
それだけでも脳の興奮を鎮める効果が期待できます。
怒りのエネルギーは非常に強力ですが、それをそのまま子どもにぶつけても教育的な効果は薄く、お互いに傷つくだけの結果になってしまうものです。
一拍置いてから話し始めることで、言葉の鋭さを和らげることができ、後悔するような暴言を防げますよ。
冷静さを取り戻せば、なぜ自分が怒ったのかを論理的に整理することができ、子どもにとっても理解しやすい説明が可能になるため、結果として叱る回数自体が減ります。
叱った後の誠実なフォローを習慣にして親子関係を修復する
もし感情的に叱ってしまったとしても、その後にしっかりとフォローを行いましょう。
自分の中の罪悪感を解消し、子どもとの絆を修復することができます。
落ち着いた後に子どもの目を見て、言い過ぎてしまったことを素直に謝り、大好きであるという気持ちを言葉やスキンシップで伝えることが重要です。
失敗したことを悔やみ続けるのではなく、その後の対応で挽回するという意識を持つことで、自己嫌悪の時間を短縮できます。
親子の関係は一度の失敗で崩れるものではありません。
明日は今日よりも優しくなろうとポジティブに考えることが、健やかな子育てを続けるコツといえます。
子どもは親の背中を見て育ちますが、それ以上に親が失敗してそれを取り消そうとする誠実な姿からも多くのことを学び取ります。
謝る姿を見せることは父親としての威厳を損なうことではなく、人間としての誠実さを教える貴重な機会になると捉え直してみてください。
失敗しても何度でもやり直せるという姿勢を背中で見せることこそが、子どもの自己肯定感を育む最高の教育になるでしょう。




