Q.引っ越し後のトラブルを避けるために調べておきたいがどうしたらいいですか?
これから引っ越しがあるので、新居に落ち着けるかを少し心配しています。
家自体もそうですが、特に隣近所や周辺の環境のせいでトラブルにならないかという点が特に気になるのです。
やはり、引っ越しをしてから隣人とのちょっとした揉め事があったり、騒音やゴミ出し、生活時間の違いでトラブルがあるという話をよく聞きます。
自分ではそういうことがないように、新居を決める前にしっかりと周りの状況も調べておきたいと思っています。
でも、実際にどうやって調べたら一番良いのか分からないので、教えてほしいです。
不動産屋の情報だけではなく自分の足で調べることが大事
新居の周辺状況について調べるためにどんなことをしているか?というアンケートを取ると、3分の1くらいが「不動産会社に聞く」という回答をしています。
そして、同じくらいの割合でインターネット上で調べるという回答もあります。
こうした方法は有効で、手間をかけることなくいろいろな情報を手に入れられますし、第三者が見た客観的な意見を聞くことができます。
しかし、それ以上に大切なのが「自分の足で調べる」ということです。
同じアンケートでは、自分で周りを歩いて確かめるという人は3分の1くらいとなっています。
自分の目で確かめることで、不動産会社からは教えてもらえない情報も得られます。
たとえば近所の建物が古くて道も狭いとか、近くに繁華街があって夜の治安が悪そうといったことです。
また、借りたいと思っている物件の近所にゴミが大量に溜まっている様子を見ることもあるかもしれません。
逆に、プラスの状況を発見できることも多いです。
たとえば自分と趣味の合うおしゃれな喫茶店がすぐ近くにある、地元の食材を売っている商店が建っている、マンションから見える景色がきれいといったポイントを発見できるかもしれません。
周辺環境の調べ方
物件の下見に行く時、物件の中だけでなく周辺も少し歩いてみて様子を確認してみましょう。
近所の家の状態や住人の雰囲気といったものをチェックし、そこから通勤、通学することになることも想定して、駅までの道のりを歩いてみるのも良いでしょう。
近くのスーパーやコンビニなど、よく行くことになるお店も訪ねてみると実際の生活をイメージしやすくなります。
できれば、昼夜に分けて行うのがおすすめです。
物件の内見をする時には、隣の部屋からの物音が聞こえる感じはないか、ベランダに出て見て隣の様子がどうかといった点もチェックするのもおすすめです。
エレベーターホールや階段などの様子も見て、きれいに維持されているかも見ると雰囲気が分かってきます。